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克己心

己との闘い

格闘技は、口先だけでいくら俺は強いと言っても通用しない。
実際に相手と対峙するので己がそのままさらけ出る。
己に克つ心、逃げてしまう心、誤魔化しようがない。
なにもかもが、ありのままで、そのまま明快に因果が襲ってくる。
受けたり流したりしなければ、顔面や腹にガツンとくる。
顔面の直撃は意識を失いかけ、腹は、じわじわと効いてくる。
倒されて関節が曲がらない方向に力が加わる、痛い。
相手も必死、一分も経たないうちに息が上がる。

控えめな勇者

安全管理はされた上とはいえ、
明らかに不利な体格な者が勇猛果敢に強者に立ち向かう姿に感動する。
普段は控え目な感じだけれども、やる時はやる人なのだと敬服する。
気持ちで立ち向かう、本当に凄い。
稽古が終わると、前よりも仲良くなる。
心を晒した者同士、信頼関係ができる。

へなちょこな負け犬

若い時は、線も細くへなちょこだった私は殴り合いのけんかなどしたことがない。
殴り合う勇気はなかったので、口で言い負かせていたか、うまく立ち回り、逃げていた。
なにかの台詞だったか。
「負け犬とは負けた犬のことではない。
負けるのを恐れ、尻尾を巻いて逃げた犬のことだ。」

麦踏みのように

自己否定的でありながら肥大化した自我を持つ、ややここしい青春時代。
逃げていくより他に生きる術がなかったと思い込んでいた。
あの頃、ガツンと武道と出逢い、己と向き合うことが出来たのなら、
無為に時間を過ごすことなく短期間で自分を矯正できたと思う。

安静に

稽古でしこたま腿を蹴らた翌日、
職場の廊下の端っこを手すり伝いに静かに足を引きずりながら歩いていると、
何人かから声がかかる。
いや、ちょっと…静かに静かに歩く。

脱力して芯をだす

もう、打撃系はしていないが、コロナ禍の前までは、合気道をしていた。
合気道では、力を抜くことを少し学んだ。力が抜けた方が中心がつかみやすい。
これが意外と座法の姿勢制御に役に立つ。

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