宇宙太陽光発電の実現に向け膜構造の宇宙利用を加速させる! 膜構造を利用した宇宙技術には、de-orbit装置や宇宙太陽光発電(SBSP)などの可能性があります。SBSPは安定した電源供給を提供し、その実現には技術的な課題があります。このプロジェクトでは、16U CubeSatに搭載可能な膜面アンテナの開発を通じて、SBSPや衛星通信コンステレーションに応用可能な技術を確立することが目標です。( academist アカデミスト ) --- もう、30年以上も前の話だが、京大出て、社会人になってから学校に入ってきた人がいた。大手メーカー系のエンジニアで、大学での研究テーマは太陽電池だった。「アモルファスって知ってる?太陽電池をつくる時に必要な薄い膜を研究してた。射出してつくるんだ」ふ〜ん、そうなの。けど、さっぱりわからなかった。 変わり者っぽい人だったけど、さすが京大出だけあって勉強できた。その人から「こんなん知ってる人、この学校にはおらへんでぇ」と量子力学の基礎知識みたいなものを教わった。生命とはなにかとか、広い宇宙には、炭素ではなく、シリコン(周期律表の同じ族で一つ上の周期になる)が基本となる生物はあり得るか?とかくだらないことをやりとりしていた。懐かしい。