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行者然とした男

おもしろい男

その昔、長い髭を貯えた外見はいかにも修行者然とした人と話をしたことがあった。
話上手で知識も豊富、思い切りも良く、おもしろい男だった。
「あなたは私だけど、私はあなたではない。
この理解がないと、これ以上君と話しても意味がない。」
とその人は言った。
私は、屁理屈は嫌いじゃないので、適当に
「はじめの「あなたや私」と次の「あなたや私」って言葉は同じだけども、違う概念では?
先の「あなたや私」は汎神論的な「あなたや私」で、
次の「あなたや私」は自他の別をつけた「あなたや私」じゃないの?
私と話す意味がないと思ったのか、その男は二度とその話をしなかった。
また、話をする機会もなくなった。

滝行

別の機会に山峡の滝場でその男を見た時、本当のところは分からないが、
他の人たちとなんら変わりがないように見えた。
いや、むしろへなちょこに見えた。
シロクマさんのように寒さに強いかどうかということではなく、
立ち居振る舞いが、「あっ、この人は」という人と全く違っていた。
実は凄い人かもと期待していたので、がっかりしたことがあった。
別の意味で、人は見かけによらないと思った。

本当に凄い人

維摩会 春秋館で本当に凄いと感じる人は、行に向かう姿勢、覚悟が全く違うように思う。
それは、日常生活の行いにも云えることかもしれない。
そうじゃないな、日常を行に高めらる人だからこそ、凄いと感じさせるのだと思う。

 

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