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居酒屋新幹線

Netflix

Netflixでよく見る。
主人公は損保会社の内部監査員。
毎日のように各地に日帰り出張をする。
仕事が内部監査なので、歓迎されるわけもなく、行く先々で嫌われる。
その仕事の憂さを晴らすかのように、
帰りの新幹線の時刻まで、地元の酒と肴を探す。
探す過程でしっかり地元の酒、食材、食の特徴、食べ方を紹介する。
「主は私、客も私」、独りで新幹線の席で「居酒屋新幹線」を開店する。
木綿かな?マイテーブルクロス、割り箸ではなく、マイ箸に箸置き、
地酒にマイ盃(コップ)と木製の受皿、陶器の小皿に地元の食品、栓抜き等を準備し、
SNSで写真を撮って、配信、開店する。
すぐに仲間から蘊蓄混じりのレスが返ってくる。
そのレスがまた、地元の酒、肴の素晴らしさを強調する。
今回は、福島市編でおもしろかった。主人公が福島県の名物を言うと、それは、郡山、それは会津のものと地元民が言う。福島市には、おいしいものな~んもない、と。けど、これにしましょう、あれにしましょう。最後はすぐに売り切れる温泉卵の逸品を自宅から持ち出す。
会津のお酒にしようとしたら、たいしたものじゃないけどと、福島市の金水晶というお酒が出てくる。
仕込み水が「水晶沢の金明水」、酒米が福島県の酒造好適米「夢の香」で作られたと。
たいしたものではないと紹介されたので、たいしたものじゃなければ、勧めないで欲しいと、
期待していない風だったが、開栓してグラスの注いで、一口含むと、表情が一変。
表現豊かに、酒の旨さを語りだす。SNSもあの知る人ぞ知るあの酒か、と後押しをする。

仕込み水

前に家内と酒蔵見学に行って、自慢の仕込み水ですといって出された水を含んだ瞬間。
酒は、水だと思った。そこの仕込み水、不味い、いや、口に合わなかった。
私は、ほとんど酒を口にしないが、日本酒は、舐める。本当に飲まないのだけれども、学生時代、酒屋さんと知り合いになり、「越乃寒梅」なら、入手しやすい「八海山」、いっそ、そこの杜氏が移った先の「清泉」がいいと、だから燗酒ではなく、冷酒をほんとにちびちびと舐めていた。
水と言えば、天河の水とか、日田天領水の大寒の水とか、おいしい水を飲んでいた。
特に福井のお寺に参禅した際に湧き水、大野市の御清水(おしょうず)を飲んで、うまいと思った。
雪の日でしたが、銘水の水場に行ってよかった。
前日に泊まった宿にこれからお寺に行くと言ったら、
この雪深い時期にお山に行く人はいませんよと言われた。
宿の前の道路をタイヤチェーンをつけたホイールローダーが除雪していた。
私は、酒を飲まないが、地元のお酒を買って帰ればよかったと思った。

さすが大阪

「居酒屋新幹線」制作にJRが咬んでいるそうで、
地元のおいしいものを充分に、これでもかというぐらい紹介してくれる。
番組が終わるとその食品を扱う店のアクセスが増えるそうだ。
新型コロナ禍でなければ、地元の観光、JRの売上に貢献した筈だ。
制作は、Netflixかと思ったら、大阪の毎日放送だった。さすが食道楽の大阪。
テレビ東京の「孤独のグルメ」もよかったが、「居酒屋新幹線」のファンになった。

 

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