清明
今日は、二十四節気の清明だ。
桜咲き、庭でうぐいすが鳴く。若葉に彩られ、こごみが足元でうずくまる。
清々しい。この爽快感が正しさと結びつくように感じるのはどうしてなのだろうか。
桜咲き、庭でうぐいすが鳴く。若葉に彩られ、こごみが足元でうずくまる。
清々しい。この爽快感が正しさと結びつくように感じるのはどうしてなのだろうか。
脳の領域
「脳では実は綺麗と正しいのは同じなんですよ。(脳の)同じところが判定しているんです。」(脳科学者:中野信子さん)とのこと、直感で美しいと判断されることと、「正しい/正しくない」と判断する脳の領域は同じだそうだ。
中野信子さんへのインタビュー
このVogueのインタビュー記事、直感と思考という話から、学校、社会から正しい選択を求められるが、正しい選択かどうかを決めるのは、自分とし、直感と論理的思考を協働的に働かせるには?から両方のシステムを知ることが大事。
自分をコントロールするメタ的な視点をもつことが大きな一歩。←素晴らしい。
その方法は、「マインドフルネス」の説明、マインドフルネスは瞑想ではない。
「マインドフルネスという言葉は、mind(心)ではなく、mindful、つまり「注意とか気をフルに働かせている状態」ということです。(略)マインドフルネスとは「自分の中に何があるのか、何が起こっているのか気づきましょう」ということであって、決して無になるとか空っぽになるということではありません。」←素晴らしい!
メタ視点ばかりだと自分をなくしていまうとインタビュアー。
頭がいい官僚の前例主義は冴えない。前例主義はAIの意思決定と同じ。
ヒューリスティクス=直感に欠ける。
「例えばAIに「世界平和はどうやったら実現できるか」と尋ねると、「世界中に核爆弾を落として人類を滅亡させてしまえば平和になる」という答えが出てきてしまう。問題解決にならない答えだけれど、今のAIはそれをおかしいとは思わない。では、人間はなぜこの答えをおかしい、ダメだと思うのか。その人間的な感覚こそがヒューリスティクスです。」←興味深い。
『Vogue』だからか、この先話は、直感で選んだ相手と…ダイエットの話へ展開していく。
清明からだいぶ脱線したが、興味深った。
正しさを選択、判断する、しているのは自分だが、
それが、本当に正しいかどうか、真の理、情であるかは、また別の話だと思った。