清明
昨日の清明から、私にとっての美しい、正しい風景はどんなものだったか、想起してみた。
学生の頃、前に海、後ろに山をいだだきなながらひと月ぐらい伊豆に滞在していた。
試験と課題に追われて「痩せこけ犬」状態だった私は本能的に癒しを求めていた。
学生の頃、前に海、後ろに山をいだだきなながらひと月ぐらい伊豆に滞在していた。
試験と課題に追われて「痩せこけ犬」状態だった私は本能的に癒しを求めていた。
吉佐美区
波と戯れたい時は吉佐美区大浜、ゆっくりしたい時は外浦によく行った。
大浜は、なぜか外人さんが多く、BEACHっぽい。サーフレスキューも外人さんだった。
近くにとてつもなくレゲイな店もあって、夫婦はドレッドヘア、子供は素っ裸だった。
外浦ではさざえ丼をよく食べた。
随分と後に、家内と一緒に外浦のひもの屋さん、万宝へいった。
大浜は、なぜか外人さんが多く、BEACHっぽい。サーフレスキューも外人さんだった。
近くにとてつもなくレゲイな店もあって、夫婦はドレッドヘア、子供は素っ裸だった。
外浦ではさざえ丼をよく食べた。
随分と後に、家内と一緒に外浦のひもの屋さん、万宝へいった。
おやじが炭火で焼いくれる。
ここのひものは絶品。下田まで行くことがあれば、外してはいけない。
ジープ(2ドア系)で東京から来ていた4人組のおじさんたちは大喜び。
運転手以外、ヘベレケで狭い車内に吸い込まれた。
ここのひものは絶品。下田まで行くことがあれば、外してはいけない。
ジープ(2ドア系)で東京から来ていた4人組のおじさんたちは大喜び。
運転手以外、ヘベレケで狭い車内に吸い込まれた。
皆、がたいが大きくギチギチだったので仲良しさんに違いない。
真夏にぎっしりな135号線を避けて農道と山道で河津の家まで行き来していた。
コーナーの先が見えない山道を地元の軽トラックについていく。
地元の軽トラック、下りはありえないほどに速い。
遠浅で入り江になっている外浦に波は入ってこない。
マットを浮かべてボーとしていると潮に流されかなり沖に出る。
強烈な日差し、遠くの声や蝉の声、ゆったりと動くマット。
人はこれほど日焼けするのかというぐらい真っ黒になった。
ひぐらしの声、心寂して大好きだ。
火照った心が沈んでいく。
すると、山間の家に帳が降りてくる。
真夏にぎっしりな135号線を避けて農道と山道で河津の家まで行き来していた。
コーナーの先が見えない山道を地元の軽トラックについていく。
地元の軽トラック、下りはありえないほどに速い。
遠浅で入り江になっている外浦に波は入ってこない。
マットを浮かべてボーとしていると潮に流されかなり沖に出る。
強烈な日差し、遠くの声や蝉の声、ゆったりと動くマット。
人はこれほど日焼けするのかというぐらい真っ黒になった。
空の向こうの碧落はどこまでも深い、只々、圧倒される。
ひぐらし
まだ明るい夕方、気だるく家に戻るとひぐらしが鳴く。ひぐらしの声、心寂して大好きだ。
火照った心が沈んでいく。
すると、山間の家に帳が降りてくる。