商社の人
その昔、カンボジアに行ったことがあった。一緒に行ったのが、商社の人たちだったから、貧乏旅行ではなかった。商社の人たちは、プロペラ機には乗らない。落ちる可能性が高いからだそうだ。商社の人たちはビジネスクラス以上、航空会社と付き合いがあるからだそうだ。途中、トランジットでタイに寄った時、食事をしたのは、アジア最高級といわれるオリエンタルホテルのテラス席だった。商社の人を見かけたバンコクで日本料理屋している女将が挨拶に来た。
まさか、日本で、そんな気候を味わうようになるとは思ってもいなかった。
インターコンチ
カンボジア国内では、インターコンチネンタルに部屋を取ってもらった。
警備が自動小銃を持っていた。安全の為、絶対にホテルの外に出ないようにと言われた。
カンボジアは、フランス領だったからか、パンがおいしかった。
カンボジアは、フランス領だったからか、パンがおいしかった。
朝食は、コックさんに眼の前でオムレツをつくってもらった。
なんか、いいところだった。時間がゆっくり動いているようだった。
昼間は、政府関係機関に行った。移動はクーラーがシーンと効く4WDのパジェロだった。
昼間は、政府関係機関に行った。移動はクーラーがシーンと効く4WDのパジェロだった。
現地では、こんなきれいな車、全然走っていない。
バブルの頃の日本の商社、なんかすごかった。
昼の2時頃、事務所の温度計を見ると50度くらいあった。
これじゃあ、働けないわけだ。頭の芯まで、ボ~としてくる。
これじゃあ、働けないわけだ。頭の芯まで、ボ~としてくる。
暑い国の人たちは、なんか怠けているような偏見をもっていた。
自分がその場に置かれると、本当になにもできない感じだった。
まさか、日本で、そんな気候を味わうようになるとは思ってもいなかった。