自転車の後輪が届いたので、組んだ。
もう、いよいよ終活だな。
ママチャリから後輪を外すのは、ナットをいくつか緩めるだけなので、あっという間に外せた。
いざ、組もうと思ったら、ブレーキがローラーブレーキで合わない。購入したのは、バンドブレーキ用のバブだった。大失敗だ。急いでバンドブレーキを買いにいく。今は、バンドブレーキではなく、サーボブレーキと言うそうだ。
知らなかった。でも、仕組みが違う、バンドで巻いて止めるか、バイクや車のドラムブレーキのようにシューを押しつけて止めるのか。
知らなかった。でも、仕組みが違う、バンドで巻いて止めるか、バイクや車のドラムブレーキのようにシューを押しつけて止めるのか。
一応、部品をつける順番を覚えていたはずなのに、これ、どっちが外側?みたいな感じがあったり、サーボブレーキが意外と大きくてあっさり収まらない。車輪をつけるフレーム最後端に10mmのナットを締めていく仕組みの車軸のテンショナー、錆びていて動きが渋い。適当に締めたら車軸がぶれてタイヤがフレームに当たる。緩めて、車軸を止める15mmのナット緩めると、今度は、スタンドが自己主張しだす。
自転車屋さんなら、なんてことないことだと思うけど、思いの外、手こずる。その間に蚊が集まってきて、くるぶしから下を狙って刺しやがる。痒いけど、チェーンをなぶった油まみれの手袋で足を掻くわけにもいかない。とてもかゆい。スタンド、フェンダー、荷台を収めつつ、車軸を直そうといじっていると、ナットを緩めるとナットが飛び出して外れたりする。それも、しゃがんでいて、手が届かないところに転がる。手を離すと、荷台とフェンダーがびろ~んとなる。
ああ、かゆいし、だんだん暗くなってくる。いい加減に組んで試走してリヤブレーキをかけると効かない。ワイヤーがゆるすぎた。ワイヤーを締めてもう一度、なんか、ローラーブレーキの方が効きがいい感じだった。またがっかり。次回はローラーブレーキのハブにしよう。
けど、この自転車、20年前に買って、タイヤも含めてはじめての後輪交換だ。私って、あと20年も生きていて、自転車に乗るのか?
数年前、2000年前に購入したエアコンを交換した時に、この新しいエアコンが壊れるまで、自分は生きているのだろうかと思った。
数年前、2000年前に購入したエアコンを交換した時に、この新しいエアコンが壊れるまで、自分は生きているのだろうかと思った。
最近の家電は、ネットにつながり、風向、風量、人感センサー、自動清掃したりして、可動部分が多いからそんなに長く使えないかもと思いながら、これが人生最後のエアコンかなと思った。
そういえば、車のCVTが壊れた時も、最後の「上がり」の車、なににしようかと思った。
もう、いよいよ終活だな。