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なすの切り戻し

 発芽したばかりの時は、分かりにくかったと思うが、すっかり、いんげんらしくなった?かな。
ほんとは、一穴置きに二粒づつ蒔くのだが、なんか違っている。いんげんは、けっこうワシャワシャになるので、間隔をあけないといけない。人によっては、リング状の支柱(朝顔に使うものみたい)を使っているのを見かけるが、茎がしっかりしていると、けっこう真っ直ぐ立ってくれるので、いんげんが土につかなければ、そのままにして置く。下がって土につくようなら、グラスファイバーの弦との間に麻紐を通して支えとする。いんげんもけっこう一時期になって、一気に収穫する感じだ。
なすの葉がすこし混んでいるが、これを少し整理、切り戻しした。

今日は、涼しいけれど、菜園に居る人は少なかった。
水やりをしていると園主さんから声をかけてくれた。園主さんは気さくな方で、菜園からの行き帰りに、家内と歩いていると、軽トラを運転中に声をかけてくれる。
なすの切り戻しについて聞いてみた。「なすの三本仕立て、切り戻し」となんども聞いている言葉だが、どうやってやるのか知らなかった。なんという「ほったらかし農法」というか手抜きなんだ。
今回、はじめて聞いてみた。主となる枝を三本にすることは、はじめに聞いて、それを主にして伸ばす。実は、この三本を選ぶのも、どの枝がどう三本となるのか、悩ましい。そこから、脇芽が出て枝になるが、その枝の太さや伸び具合に見て、脇枝にできたなすを一本か二本収穫したら、下の葉の上のところで切ってしまうのが、切り戻しだそうだ。おお!花がついたのを惜しんではいけないのか。
そうすると、葉の脇から芽が出てくるので、それを伸ばしてまた、一つか二つ収穫して切り戻すといい大きさのなすが採れるとのこと。なすの枝を整理せずにそのまま伸ばしたままにすると小さなものしか採れなくなるそうだ。余計な葉や茎を伸ばしてしまうと、そこに栄養をとられてしまうから、実が大きくならないのだと思う。
また、なすの周りの葉は取っておくようにとのこと、なすが傷つくからだそうだ、なすは、葉で摺られると茶色く傷が入る。
そして、枝は下に向かないように支柱で支えるとよいとのこと、枝が下を向くと成長がわるくなり病気になるとのこと。
万物、常に天に向かって育つのかぁ。メモしておこう。
きょうは、園主さんと話ができてよかった。聞きたかったことをたくさん教わった。

なすが皮膚がふれてかゆくない?と聞かれた。そういえば、なんとなく肌が露出しているところは、かゆみがある。
なすの葉が枯れた感じになっているのは、ダニがいるとのこと、薬をまいた方がよいと。
葉の裏を見てもダニがいるかどうかよくわからない。ダニは小さく、ルーペでないと見えないとのこと。

花がついているのちょっと勿体なかったが、長く伸びている枝を切り戻しをしてから、散布した。

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