こどもの頃か、上野の国立科学博物館、全長30mの大きなシロナガスクジラのオブジェがあるところに行った。印象に残っているのは、天井あたりからだったか、大きな振り子がゆっくりとフロアで動いていたことだった。フーコーの振り子だ。来た時と帰りでは、違う場所でゆれる。反時計回りに振幅する位置が変わる。振り子の振幅方向に直角に力が加わる。地球が自転し、コリオリの力が作用ているからだ。北極や南極点で振れば、きっちり24時間でぐるっと軌道が一周する。
あと、大きな恐竜の骨を組んでつくられたオブジェもあった。ニホンオオカミの剥製も印象に残っていた。
昔は、上野の博物館や美術館によく行った。芸大の食堂(美術の方、わたしは、音楽の方は入りにくい感じだったので入ったことがない)でお昼したりしていた。
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国立国会図書館支部上野図書館 |
そういえば、国立国会図書館分室で、父の博士論文を見つけた時は、胸熱だった。