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国産初のコロナ経口薬は一日早く楽になるだけって何?

Medical Tribuneで「高価なかぜ薬」緊急承認の不可解 経口COVID-19治療薬ゾコーバをめぐってという記事を見た。
今年の夏に厚労省の薬事・食品衛生審議会で有効性を示すデータが不十分ということで、継続審議になったが、主要評価項目の発熱や倦怠感などの12症状の改善効果が証明できなく、これを5症状に減らしてデータを追加提出して、有効性を強調した。
なんかインチキくさい。
むかしからの製薬会社でない富士フィルムのアビガンは、後ろ向きで緊急承認手続きに入ろうともしなかったのに、塩野義製薬のゾコーバは、こんなんでいいの状態にもかかわらず緊急承認された。
記事は、
緊急承認の経緯1:7月の承認見送りは当然の判断
緊急承認の経緯2:「5症状の快復期間1日短縮」が有効性の根拠
不可解その1:「5症状」は臨床現場のニーズにも国際標準にも合致しない
不可解その2:日本人で有意差付かなくても「有効」の評価
不可解その3:アビガンと極端な差、背景にどんな「オトナの事情」?

等の見出しが並ぶ。この効いているんだか?の高価な薬、国費で買ってばら撒くんだよな。

 

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