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フォード・ピント |
サウジアラビアからの留学生は、お金持ちばかりだった。最新型のカマロかファイヤーバードに乗っていた。
55マイルからアクセルを乱暴に踏むとホイルスピンする感じ、別世界の乗り物。
イランからの留学生は、豊かではない感じ。トヨタの小型車(旧いコロナ)に乗っていた。今もだけれど、その時期、イランと米国は厳しい関係だったので、世間の目も厳しく、どこから来たのか聞かれると、イラン人はすっとぼけて、「ペルシャ(旧国名)」から来たと言っていた。市井のアメリカ人はペルシャとイランが同じ国と知らない教養レベルだった。
わたしは、ワーゲンに乗って、ご満悦。
エアコンないし、補機類もない。部品点数が少ないのが良かった。部品の数が少ないと壊れる確率が低く壊れることはなかった。
エアコンないし、補機類もない。部品点数が少ないのが良かった。部品の数が少ないと壊れる確率が低く壊れることはなかった。
MITの院に移った日本人が、東海岸に行くのに飛行機ではなくゴルフで5日間かけて5千kmを往復していて、車も自分で整備すると聞いてから、私も車をいじるようになった。
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シボレー・ベガ |
ご存知? サバンナ、ロータリーエンジンを積んでいた。日本にいたころに乗る機会はなかったが、乗ってびっくり、低速トルクはなく、低速はスカスカ、回転が上がるとシュ~ンとの伸びてけっこう速く感じた。
けどね、ハンドルを切ると尻を振って暴れ出す。サスペンションがきちんと機能していない。乗ったその車のショックが抜けていたのかもしれないけど、直線番長という感じだった。だからか、当時の日本の暴走族はシャコタンにして、足元硬めて乗っていたんだな。速くて曲がらない。この状態では、ちょっと怖くて乗れない。
乗る機会はなかったが、Zカー(フェアレディZ)は人気だった。
私は、SR311の方が好きだ。