「銭湯はうらぎらない」、これは談志さんの言葉だ。銭湯に行って、きょうは失敗だった、行かなければよかった…なんてことはおきない。銭湯に行って、後悔することはないということ。
今日は、あまりに寒いので、よく温まる炭酸泉がある川場湯にでかけた。口開けから。ちょっとぬるいかけ湯をしてから、まずは柔らかい井戸水の湯船に、程よい熱さだ。ここの銭湯も清掃がゆきとどいていて、気持ちがいい。どこもピカピカだ。
次は露天風呂、白い薬湯、「ユッカ濁り湯」だが、こちらはぬるめ。露天だし、もう少し熱くてもいいかなという感じ。
身体を洗うのにカランの赤いレバーを押すと、こちらも若干ぬるめ、省エネ運転中なのかな。
いよいよ、炭酸泉。口開けで、三人ほど一緒に脱衣場に入ったが、二人は知り合いで井戸水の湯船で話をしている。もう一人は、身体を洗っている。あとからさらに二人入ってきたが、だれも炭酸泉につからない。年寄りはぬるめの炭酸泉は好みではないのかな?
だれも入って来ないので、足を組んで座ってみた。ぬるいので長くつかれる。膝の負担も小さいので楽ちんだった。
洗い場の桶の音やジェットバスの音でサウンドマスキングされて心地よい。混雑していなければ、浮力にまかせて座るのにいいのかも。あとからどなたも入ってこなかったので、30分も(ここ大事)つかった。