職場から帰りのいつもの道だ。いつも右折レーンが渋滞するので、左車線を走る。夕方から夜にかけて一番混雑する交差点を過ぎた。その近くに大手の中古車販売店がある。モスグリーンを薄くしたようなアースカラーの車がいくつかあった。その昔、フォード・トーラスの砂埃の色のようなレンタカーを借りたことがあった。スタンドに寄ってガソリンを入れて、国道に出ようと、スタンド内を走ったら左側通行してしまった。おっといけねぇ、ここはワイハだった。
そんな微妙な色の車、スバルだったかな?をアットグランスして、いつもは暫く走ってから高速に乗る。けっこうな距離がある。
いつも通り走っていると、激安なスタンドがあった。今日の152円/Lは安い、目をひいた。街道沿いでも157~155円ぐらいだから。あれ、こんなところにいつできたのだろか、系列ではなく、独立系だよなここ。スタンドは、スクラップアンドビルドで入れ替わりが激しいから、そんなんだろうかと思って値段に目をやっていたら。普段通らない知らない道を走っていた。
どこだここ。高速の高架をくぐってちょっと走っていたことに気がついた。というより、いつもの道を見失っていた。変わった色の車を一瞥して、すぐに激安スタンドの意識だ。ほぼ隣な感じがしていた。あの出版社の倉庫の近くあたりだよなという感覚。
実際はけっこう走っていた。ほんとうに点から点に移動した感じだった。
意識が吹っ飛んでいた。
今日は、お疲れさんたろうだったからか。気をつけないと。こんなこと初めてだった。
今日は、お疲れさんたろうだったからか。気をつけないと。こんなこと初めてだった。