駅前で体験乗馬のチケットを配っていたので、家内とでかけたことがあった。
お馬さん、眼の前にすると大きいと思った。お馬さんも気立てがあるようで、体験だったので、気立てのいい馬を用意してもらった。
そこでは、馬とのコミュニケーションが大事とのことで、正式に乗馬クラブに入ると馬の世話もするようだ。
背に乗せてもらうと、思ったよりも上下に動いた。その動きに背を伸ばして鐙と腰と膝でバランスをとる感じだった。引き馬ではなく、歩くところまで体験できた。
その時は時間がとれなかったから入会できなかったけど、お馬さんといっしょの生活、楽しそうだった。
また別の機会に、引退した馬を引き取っている牧場に行った。100円で人参があげられた。競走馬は、引退後は、つぶされてしまうことの方が多いと聞いた。それが忍びないという馬主さんが馬を飼育費を出して預けているそうだ。そこには犬も何匹がいてとてもなつっこかった。
犬もそうだと思うけど、古代の人は、馬とコミュニケーションをとることによって、行動範囲、戦闘能力が、また、馬力を得て農作業などが飛躍的に向上したかと思うと胸熱だ。
孔子様も六芸の中の御を大事とされ、ご自身も上手に馬を操られていたそうだ。
論語で「犬馬」が出てくるところは、孝の話で、親を犬馬のように養うな、敬せよと言う話だったと思うが、犬馬の例えが出てくるのは、結構、犬馬は大事にされていたのかもね。