家内が買い物をしている間、スーパーの休憩スペースにいた。椅子と机がいくつか並べてあり、窓に面していて眺めがいい。遠くの山並みが見えていて、ここが盆地であると感じさせる。ずっと前は、ここは、真っ平らの田畑で川も近くにあり、住みやすいよい土地だったのだろうと思った。
この場所は、床のタイルの色が周りの通路より濃色でしっかり区別されているので、おそらく店舗用のスペースだけど、店子がいないのかな?奥にももう一区画、同じような休憩スペースがある。両スペースともにコロナ対策で、とのことで飲食禁止だけど、なぜか隣接して飲み物の自販機が置いてある。自販機を設置した時はコロナ前だったのか。
私より、少し高齢の男性が何人か座っている。やっぱり買い物待ちなのか。
しばらくするとレゲエなおじさんが来た。服装、臭気からホームレスっぽい。ちょっといてから、買い物して帰った。
しばらくするとレゲエなおじさんが来た。服装、臭気からホームレスっぽい。ちょっといてから、買い物して帰った。
エアコンも効いているし、手持ち無沙汰な者が、ここで時間を潰すのかと思ったら、ここでの休憩は30分までにしてくださいと張り紙があった。名目は、コロナ対策だけど。
なんだか、ここで時間を潰す自分が急に年寄りになった気がしてきた。友人も電車で若者に席を譲られ、がっかりしていた。(その友人は私よりずっと若い)けれど、その若者の厚意、声をかけた勇気を無にしないため、譲られることにしたそうだ。
今まで、ここに住んでいる人たち、食料品はどこで買うのだろうか、車で行くしかないじゃない?みたいなところを走ってきたから、高齢になってからの田舎暮らしは無理かなと思った。
けれど、沢渡温泉の養蜂家の方は、80歳前の免許の更新にいったとき、高齢者講習で教習所いったり、いろいろとあったけど、警察で更新者の最高齢は96歳の女性と聞いてまだいけると思ったそうだ。
できれば、高齢になっても安全に運転ができる状態だといいな。