米国に1年半程滞在中に学校に通っていた。観光ビザだと半年ぐらいしか居られない。
その時に、ELP(英語がネイティブでない学生向けの英語クラス)とPE(体育、Coed 男女共学)とArt(美術、ELPを一緒に受けていたスウェーデンからの留学生もいて、きれいだった)とMath(数学)の授業を受けていた。
美術の授業が好きだったけど、できたのは数学だった。日本の高校に行っていたら、皆、普通にできるレベルの代数だったしね。
受験数学を少しやっているから、米国の教科書レベルの問題ならすんなり解ける。私が数学ができたからではなく、日本の教育制度を享受していたからという感じで。
その時の数学の教師が解けなかった問題を前に出て解いたら、すごく驚かれた。英語が不自由だから、数学もできないと思っていたようだ。その数学の教師からELPの教師に、私が凄く数学ができると伝えていた。試験の前には、話したこともないクラスメートから声がかかり、解き方を教えたこともあった。
もうすぐM.I.Tの大学院(海洋学)に行くという日本人留学生(開成高校出身者)からは、なんでそんな下のクラス受けているの(バカじゃないの?)みたいな反応だったけど。
米国の大学生は四則計算を手計算する習慣がないみたいで、電卓持ち込み可みたい感じだったので、私も現地でカシオの関数電卓買ったけど、今思えば、テキサス・インスツルメンツの赤目の電卓にすればよかった。だって、赤目の数字表示が可憐でかわいかった。
こんな感じで。価格もテキサス・インスツルメンツの方が安かったと思うけど、日本男子は、日本製品の優秀さを示さねばみたいな気負いがあった。笑)