雨がやみ、久しぶりに出かけた。
今日は、昔飼っていた犬の命日、動物霊園に行って好物を供えた。
目に入る散りつつある桜、きっと残る桜も散る桜になる。この句は、良寛さんの辞世に句といわれる。
春の刹那的な美しさと無常観を端的に表現していると言えよう。桜は、春の訪れと表し、はかない命の比喩でもある。
満開の桜が舞い散る様子は、人々の心に強い印象を残す。その中で、まだ残っている桜も、やがて散る運命にあることを示している。
この句は、その一瞬一瞬を大切に生きることがいかに重要かを実感させる。
また、自然を受け入れ、全てが変化し続けることを理解することで、人生に柔軟に対応できるようになるのではないだろうか。
散る桜を見ながら、自分の在り方や人生の意味を考えてみるのも一興だ。
桜の美しさに惹かれ、そのはかなさに心を寄せることで、なにかを感じ取ることができるのではないだろうか。