近所は、スクラップ・アンド・ビルドの花ざかり、そこらかしこで解体と建築をしている。
こういうのって、世代が変わって、相続しても住まなかったり、相続税が払えなくて売りにだしたりしているのだろうか。
核家族化が進んで、三世代同居とか無くなっているんだろうな、と思ったら…
「核家族世帯は1920(大正9)年の第1回国勢調査時点でも、全世帯の半数を超えていた。当時、子どもは5人以上生まれていても、結婚すると別世帯を構えるため、親と同居できるのは2組の子ども夫婦だけで、残りは核家族世帯にならざるを得ない。また、親の寿命も現在よりは短いため、親と同居できる期間も短かったものと考えられる。夫婦と子に加えて夫婦の親等が同居する拡大家族世帯の割合が、1920年当時で全世帯の3割となっていることも、こうした見方を裏付ける。核家族世帯は、実は戦前から「主流派」だったのである。」(内閣府)
さらに、縄文時代には三内丸山遺跡の様子から、親と子で生活したようだ。親と子が一緒に生活するのが一般的で、というか、祖父母の寿命が短かったからみたいな感じだと思う。江戸時代の庶民(農民)は、親子世帯でも、血縁者は同じ地域で一緒に共同作業していたようだ。
現に、うちで区画を借りている農園主さんは、十三代目で、周辺の家は、同性だ。うちの近所の農家さんは、同性が多い。
おじいちゃん、おばあちゃん、血縁者が近くにいないと、やっぱり、子育てがたいへんとのこと。拡大家族世帯がいいね、やっぱり。ご近所にも何軒か、拡大家族世帯ではないけれど、二世帯住宅をみかける。