お風呂屋さんの前で、窓を開けて駐車をしている車から音声が聞こえてきた。ラジオにしては何かへん。電話の音声だった。
足がきかなくなったからお風呂で転倒すると危ないという娘さん?と、それを黙って?聞いているお父さん? 耳が遠いいからか、ハンズフリーを大きくしていたからか、女性の声だけで男性の声は聞こえてこなかった。
そういえば、駐車時のアクセルワークが少し、唐突。いきなり動いたり、止まったりしている。HVみたいだから電動モードで動くとそんなものなのか。近くにいた家内に車に注意するように言った。池袋の事件は、足が自由に利かなくなった者の運転だった。自動車がシニアカー替わりなのか、なら危ない。
お風呂屋に行こうと思って、着いたところで、行くなといわれてもつらいなぁ。私なら、今回だけだからと、電話を無視してお風呂に入ってしまうだろうなと思った。
風呂場には、跛行している高齢者もいた。確かに危なっかしい。その姿を見て、お風呂屋さんは、AEDがあるのかなぁと脱衣場を見たけど見あたらなかった。
私なら、本当に転倒の危険性を認識していたらやめるかな? その前に運転が危ないのなら車を運転しない。その判断がつかない状態なのかもしれない。それの方が怖いか。
その運転者さんは、番台には向かわず、お風呂屋さんの駐車場から出ていった。
無事の帰還を望む。