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ご老人

度重なる確認の電話

この頃、ご老人からよく電話をもらう。

確認の電話だ。メモを取りましたね。「ハイ、書きました」なのだけれど、さらに確認したいらしい。

電話に出られない時は、代表電話に掛かってくる。受付の人は、同じ人から毎日電話をもらうとのこと。

私が電話に出られるのは昼休みか夕方。「メモ書いてありましたよね。見て下さい。そうでしたよね。大丈夫ですよ」で用事は済んでしまう。

ツケといて

昨夜、買い物に行ったら、老婦人の方が、財布は持ってこなかったけど、商品は欲しいと言っていた。若い男性店員は、お金を持って来てからにしましょう。財布を持って来てくださいとの対応。

チェーン店だから、ツケといてという訳にはいかないと思う。結構、カートに物がいっぱいだったから、商品を元の棚に返すのもたいへんそうだった。

くそじじい

まあ、ちょっと狭い道、二台スレ違うのがやっとみたいな感じ。めいっぱい端に寄せて待っていたら、手で払い除けるようにシッシッあっちへ行けみたいな感じ。くそじじいだなぁと思った。合図は相手に向かってするのだから、ある程度配慮しないとね。どこかで私がこんなハンドサイン出していたのかもしれないと反省。自分を抑制できない、くそじじいにならないようにしないと。
前頭側頭型認知症というのがあって、相手に対して遠慮ができない、相手に対して暴力をふるう、度を越したふざけをするなど、自分に対して抑制が効かなくなる。
そういえば、認知症の人から、不意に叩かれたことがあった。
付き添いの人は、叩くことを知っていたようなので、事前に言って欲しかった。
前頭側頭型認知症だったのかもしれない。病気ならしかたがないね。
怒ることじゃないかも。
孔子様も、「忿には難を思え」と仰っておられる。

物忘れと認知障害

手掛かりがあれば、思い出したり、忘れたことを自覚できるのが、物忘れ。まるっと事実ごと、ご飯を食べたことがなくなってしまう、あったこと自体が抜け落ちてしまい、その自覚ができなくなっているのが、認知障害と聞いたことがある。

難を思うと

物忘れなら、チェックリスト作りで解決できるといいな。
認知障害は、生活に支障が発生しているので、介護なしでは立ち行かないのではないか。
自分が何をしているのか分からなくなったら車の運転は止めて欲しい。

 

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