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感情がわかる?

ミニ白菜
OpenAIのAPIによると、感情を抽出できるとしていた。

『老人と海』(青空文庫)の老人のさびしさ、わびしさ、巨大カジキと闘う老人の生き様に「日本の百姓型侘び」、尊厳を見出すことができるか、聞いてみた。

抽出したテキストの中から、老人の寂しさやわびしさを感じさせる部分は以下の通りです:

1. 「一人で」
   - 「しかしまさか、自分の相手がたった一人で、しかも年寄りだとは分かるまい。それにしてもでかい魚だ。肉の質さえ良ければ、市場でどれだけの高値になるか。奴は男らしく餌に食いついて、男らしく引っ張っている。その戦い方には動揺がない。何か考えがあるの」

2. 「空っぽの船」
   - 「老人が毎日空っぽの船で帰ってくるのを見るたびに、少年の心は痛んだ。彼はいつも老人を迎えに行って、巻いたロープ、手鉤《ギャフ》、銛《もり》、帆を巻きつけたマストなどを運ぶ手伝いをするのだった。粉袋で継ぎあてされた帆は、巻き」

3. 「運に見放された」
   - 「あの老人はもう完全に「サラオ」なんだよ、と。サラオとは、すっかり運に見放されたということだ。少年は両親の言いつけ通りに別のボートに乗り換え、一週間で三匹も立派な魚を釣り上げた。老人が毎日空っぽの船で帰ってくるのを見るたびに、少年の心は痛んだ。彼はいつも老人を迎えに行って、巻いた」

4. 「孤独」
   - 「老人は海を見渡して、今の自分がどれほど孤独かを思った。だが彼は、深く暗い水の中のプリズム、前方に延びたロープ、凪《な》いだ海の奇妙なうねりを、眺めることができた。雲は貿易風によって成長していく。前方に目を向けると、海上に広がる空に、鴨の群れが」

これらの文章は、老人の孤独感や彼が直面している困難な状況を表しており、読む者に彼の寂しさやわびしさを感じさせます。

老人の人としての尊厳を感じさせる部分は以下の通りです:

1. 「誇り」
   - 「自分がいつからこれほど低姿勢な人間になったのかなどとは考えなかった。自分が低姿勢になったと自覚してはいたけれど、それが不名誉なことでも真の誇りを損なうものでもないということも分かっていた。」

2. 「決意」
   - 「彼は、何も食べていない魚を気の毒に思った。しかしその哀れみの中でも、魚を殺すという決意が揺るぐことはなかった。奴の肉は、どれだけの人間の食料になるだろう。しかし、奴を食うだけの価値がある人間はいるのだろうか。」

3. 「勇気」
   - 「俺は漁に誘いたかったんだが、とうとう勇気が出なかった。それでお前に誘わせようとしたけど、お前もやっぱり勇気が無かったんだ。」

4. 「尊厳」
   - 「あのふるまい、あの立派な尊厳を誇る奴を、食う価値のある奴など一人もいない。」

これらの文節は、老人が自分の状況を理解しているにもかかわらず、彼の内面の強さや誇りを失っていないことを示しています。彼の決意と尊厳は、彼が直面する逆境の中でさえも保たれていることを強調しており、老人の人間としての尊厳を際立たせています。
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わびしさ、さびしさ、尊厳に関連するキーワードを単に抽出したということだと思う。感情そのものに理解があるわけではないと思う。老人が持つ愛について、侘びに見る、不如意、「命懸けで生きる。から導かれるところの孤絶感」に触れて欲しかったけど、AIには、「命懸け」という単語は特定できても、関連する単語集は生成出てきても、そこから導かれる生そのものは何であるかには、結びつかないのだろう。
尤も、聞き方が稚拙だったのかもしれない。独り、カジキと闘い、勝ったと思ったら、不自由さの中で、襲いかかる勝ち目が見えないサメたちとも闘う。
もう、ボロボロだが、凛としている…

あと数年後には、有情でないAIが「生きるとはなにか、どういうことか」語り始めるのだろうか。怖いもの見たさの楽しみもある。

ん? そんなこと聞いてみないと分からないよな。
「生きるとはなにか、どういうことか」試しに聞いてみた。
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「生きるとは何か、どういうことか」という問いは、人間の存在そのものについての根源的な問いであり、哲学、宗教、文学、心理学など、多くの分野で異なる答えが提示されています。ここでは、いくつかの視点からこの問いに答えを試みます。

### 哲学的視点
哲学者たちは、生きることの意味や本質について様々なアプローチを取ってきました。

- **実存主義**: サルトルやカミュのような実存主義者は、生きることは本質的に無意味であり、意味は個人が自分自身で創造するものだと主張します。
- **合理主義**: デカルトのような合理主義者は、思考と認識を通じて世界を理解することが生きることの本質であると見なしました。
- **快楽主義**: エピクロスは、苦痛を避け、快楽を求めることが生きることの目的だと提唱しました。

### 宗教的視点
宗教は、生きることの意味を超越的な存在や宇宙の法則と関連付けることが多いです。

- **キリスト教**: 生きることは神の意志に従い、永遠の命を目指す旅であるとされます。
- **仏教**: 生きるとは、苦しみからの解放を目指し、悟りを開くことであり、輪廻からの脱却を目指すことです。
- **ヒンドゥー教**: 生きるとは、カルマの法則に従い、魂が究極の真実であるブラフマンと合一することを目指す過程です。

### 科学的視点
科学では、生きることは生物学的プロセスとして解釈されます。

- **生物学**: 生きることは細胞レベルでの代謝、成長、適応などの一連のプロセスです。
- **進化論**: 生きることは、種の生存と遺伝子の伝播を目的とした進化のプロセスの一部です。

### 個人的視点
個々人にとって生きることは、独自の経験、価値観、信念、関係性によって異なる意味を持ちます。

- **自己実現**: マズローの階層化されたニーズ理論によれば、生きることは自己実現の過程です。
- **個人的目的**: 人々は家族を持つ、芸術を創造する、キャリアを追求するなど、自らの目的を追求します。

### 社会的視点
社会的な視点では、生きることは他者との関わり合いや社会の一員としての役割を果たすことに関連しています。

- **共同体との関係**: 人々はコミュニティの一部として互いに支え合い、社会的な絆を形成します。
- **文化的・社会的貢献**: 人々は文化や社会の発展に寄与し、後世に何らかの遺産を残すことを目指します。

これらはいずれも生きることの意味を探る多くの方法の一部に過ぎません。生きるとは何か、という問いに対する答えは、人それぞれ異なり、その答えを見つけること自体が一生の旅となることもあります。
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怖くはなかった。優等生の回答だと思った。
なるほど…知識の集積と引き出し方、表現にも、なにかすごいものを感じさせる。
なんかはまりそうな予感。

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