矢取りを教わった。弓道では、基本、他人の道具を触ることはないけど、例外が矢だそうだ。
羽に触ってはいけない。上級者は、ん十万円の羽を使っているかもしれないとのこと。鏃を神棚、国旗、上座にに向けてはいけないとのこと。外れた矢から取り、的の矢は、片手で押さえながら抜かないと的がずれてしまうことがあるとのこと、矢は、布で一回シュッと拭き、鏃は丁寧に拭く、砂が着いていてはいけない。
取懸(とりかけ)がうまくいかない。弦から矢が外れてしまう。弽(ゆかけ:右手にする厚い皮の手袋)をつけて、矢を二本持っての動作だからなおさらだ。弦と筈の感じがうまくつかめない…
どうも弓や筈を強く握ってしまう。弓を握ってしまうと、弓を垂直に立てられなくなってしまう。弓の重心が取れなくなり、ぐらついてしまう。