実験段階の「スマートマスク」により、吐いた息から健康状態をチェックできる可能性が明らかになりました。この紙製のマスクにはバイオセンサーが取り付けられ、呼吸器疾患や腎臓病などのモニタリングに役立つとされています。呼気を冷却・液体化し、含まれる物質をリアルタイムで分析します。データはワイヤレスでスマートフォンなどに転送され、低コストで製造が可能です。
実験では、喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)のマーカー、血中アルコール濃度、腎臓病の指標となるアンモニアガスの濃度を正確に検出できることが確認されました。研究者たちは、この技術を拡大し、さまざまな健康状態のモニタリングに活用できるプラットフォームの開発を目指しています。マスクは快適で、日常的な使用が可能で、リアルタイムの健康フィードバックを提供できると期待されています。(メディカルトリビューン)
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マスク慣れしている日本人はスマートマスクするかも。コスト次第かな。