多くの国では、WHOが発表する推奨株や流行状況に基づき、季節性インフルエンザワクチンの製造株が決定されます。しかし、ワクチンと流行株の不一致やウイルス変異によるワクチンの有効性(VE)への影響は十分に検討されていません。韓国のChoi氏らは2011/12~20/21シーズンにおけるVEを調査し、韓国の10施設の入院患者5,322人を対象にワクチンと流行株の一致度を検証しました。
その結果、シーズンごとのVEはばらつきが大きく、特に2016/17シーズンのみ有意な効果(47.7%)が確認されました。さらに、ワクチン株と流行株が一致した場合のVEは28.8%で有意な効果が見られたものの、不一致のシーズンでは効果が低くなりました。
これらの結果を受け、Choi氏らは高齢者へのVEが低いため、MF59アジュバント添加ワクチンや高用量ワクチンなど、免疫原性の高いワクチンの必要性を指摘しています。(メディカルトリビューン)
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ワクチン接種のリスクもあるのに効かないの打つのは嫌だなぁ。ちょっと痛かったかもだし。
写真の注射針は太いね。これを打たれたら痛いんじゃないかな。写真の映えで太い針にしたのかな?