情報熱力学では、熱エネルギーと情報は等価であるとし、「マクスウェルの悪魔」のパラドックスを実証実験で解決したそうだ。エネルギーと情報が等価であるのならば、物質と精神も等価であるのではと思った。
また、宇宙開闢以前に全宇宙の情報を含み、情報がエネルギーに変換され、ビックバンとなり、現実宇宙で、エントロピー、確率が一に収束すること(それしかないという確率)が本質(エントロピーは0)ということかもしれないと思った。
実体(実態)のない情報そのもの、全宇宙を生み出すポテンシャルが情報ならば、
それは「空無」と呼べるのか? 空無は量ではなく、質なのだろう。
それは「空無」と呼べるのか? 空無は量ではなく、質なのだろう。
量の変化ではなく、相転移ということなのだろう。
宇宙を生み出す情報は、人間原理以前であると思うが、どのようなものなのか?
エドワード・ウィッテンが説く11次元の自由度があるのか?
通常の物質の熱力学では、エントロピーやエネルギーは、常に体積に比例するものだが、
ブラックホールのエントロピーは、体積ではなく、面積に比例し、
ホログラフィックに情報を二次元に蓄え、情報量は、面積に相当するらしい。
逆にいうと、この世の三次元的情報は、ホログラフに過ぎず、
ブラックホールに吸収されることによって、二次元に広がる情報に還元される。
この世の実相は膜、ブレーンであるのか?