けっして、左道傍門のことではありません。
サウナ
「サ道」は、Netflixの番組、男たちがサウナに入って、あれやこれやと蘊蓄をかたむけたり、いろんな地域のサウナ浴場やサウナーと呼ばれる人物、ロウリュ、熱波師について熱く語る。
はじめてサウナに行ったのは、中学生ぐらいだったけど、友達がサウナ好きで、入りかたも多分、本格的というか、サウナは熱い室に入るのが目的ではなく、いかに長く水風呂に入っているのが大事と言っていた。汗がボタボタでも出してくれない。我慢に我慢を重ねてから、水風呂に入る。水風呂の何がいいのかというと、番組の中で言っていて、ちょっとした流行語にもなった、「整う」からだ。
整う
どういう状態かというと、番組の中では、「整った~」と花柄(というかサイケ調)でBGM(SE)が入る。感じとしては、脳内麻薬様物質、β-エンドロフィンなどが分泌されているような感じだ。たぶん私も体験していることだと思うけど、温浴-冷水効果で、サウナ室では、抹消血管が広がり、けっこう低血圧な状態になり、水風呂で血圧が上がる。これを繰り返しているとグワ~ンと来る。
これ、広い水風呂で迷惑でなければ、頭だけ縁に乗せて、寝そべって浮かんでいると、けっこうくる。
これ、広い水風呂で迷惑でなければ、頭だけ縁に乗せて、寝そべって浮かんでいると、けっこうくる。
「整う」ことが分からなかった人、周りの迷惑にならなければ、「仰向けで浮かぶ」を試してみたらいい。きっと「整う」
大学時代の友人と一緒にサウナに行った時、この入浴法を教えたら、「なんか意識が遠のく、嗚呼~」とか言って凄い、凄いといって喜んでいた。それがたぶん「サ道」でいう「整う」状態なのだと思う。
ロウリュ・アウフグース
ロウリュ・アウフグースをはじめて体験したのは、豊島園の庭の湯、時刻が決まっていて、その時刻になると外にいる人達(男女一緒に水着)に声がかかる。アロマ水をサウナストーンにかけて、一気に湿度が高まり熱く感じる。そこにさらに体育会系のお兄さんがタオルをブンブン回したり、全身を使ってタオルで熱波を送ってくれる。一気に汗が出ている。
バッサン・バッサンと気持ちよかった。
死海のプール
もう無くなってしまったけど、庭の湯の死海のプールがよかった。塩分濃度が高くアイソレーション・タンクのようだった。
身体が浮いて力が抜けていく、気分はもうアルタードステーツ(笑)