古武術に学ぶ体の使い方 (7)「和装がもたらす体への効用」
「着物や武道の道着など、和装に共通するのが、帯や鼻緒といったひも状のものを身に纏(まと)うこと。40年来、毎日着物姿で過ごす武術研究者の甲野善紀さんは、ひもを上手に活用すれば、効率よく体を動かすことに役立つと語る。番組では、ひもを体に巻き付けて、各部位の可動域を広げるためのエクササイズを実践!講師の林久仁則さんが、その方法をわかりやすく伝授。」
紐を使った身体の操作方法かな? 紐で筋肉の動きを制限、じゃないか、誘導して身体をコントロールする。
「小さく前に倣え」をして身体をひねる時と、前に出した手の間に紐の輪を通してひねるとさらに可動域が広がる。
紐をゆるくたすき掛けをして、腕立て(膝つけて)するとずっと楽に腕が曲がる。
また、両太腿の間を紐の輪で閉じると、楽にスクワットができ、尻の下に紐を通すと足が上げやすくなる。
実に不思議な感覚なので、ぜひ試してみて欲しい。