調査によれば、2016~2020年の小児の不慮の事故による死因では、溺水が上位を占めており、特に幼児は静かに沈むため、周囲の大人が気づかないことが問題となっています。日本小児科学会は、腕・胸部一体型浮き輪の誤使用により心停止に至ったものの、蘇生に成功した3歳の男児の事例を発表し、事業者に対して誤使用防止策を講じるよう求めました。
事例では、男児が母親とプールで遊泳中、浮き輪の誤った装着により溺水し、心停止となりましたが、蘇生に成功しました。この事故は、浮き輪をインターネットで購入し、説明書がない状態で誤った方法で使用したことが原因とされます。
日本小児科学会は、溺水の際の静かな反応に対する注意喚起や、浮き輪の使用に関する指導を行うとともに、再発防止策として以下を提案しています。
1. 商品に取扱説明書を添付する。
2. 英語のみでなく、日本語の仕様説明を併記する。
3. インターネット購入時の取扱説明記載に関する法的な規制を設ける。
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浮き輪の使い方、間違えないように注意しないとね。もちろん、子供から目をはなさないようにしないといけないんだけどね。
背中に浮きが着いたまま、うつ伏せのまま、仰向けになれなかったら、相当ヤバいね。背中に浮袋つけてひっくり返ったら、大人でも危うい。
その昔、足が着く深さで、波が高い日に洗濯機の中みたいにかき回されて、上下が分からなくなり、海底を蹴ったつもりで蹴れなかったことがあった。息を止めていてたので息継ぎしようとしたが空気を吸えず、代わりに海水飲んでパニクった(パニックは潜水用語)。こんなことでも本当に死ぬのかと思った。
酔っぱらいは、浅い水溜まりでも溺死してしまうようだし、ダイバーは、水からあがるまで、口からレギュレーターを外すなと教わるとのこと。くるぶし位の深さでも、溺れてしまうことがあるからだそうだ。
水の事故、気をつけたい。