理解の基準
こどものころから、自分が物事を理解できているかの指標としていたことがある。
今の自分が当時に戻ってそれを成し遂げられるか?
今の自分が当時に戻ってそれを成し遂げられるか?
市民バンド
小学生のころ、電信に興味があり、音声を電気信号に変え送受信し、電気信号を増幅し音声に変えるなんて、本当に凄いと思った。さらには光電効果だったか、電気信号を映像に変えブラウン管に映す!
小学生の高学年ぐらいから、秋葉原のジャンク屋を覗いていた。
親友の雄ちゃんが、電気好きで、一緒にCB(市民バンド)を始め、
クリスタル(水晶発振子)屋さんで27.125とか085とか探していました。
(その周波数帯、違法です!)
当時は、CB無線機用のACアダプタとかなくて、ジャンク屋でトランス買って、
整流器、ブリッジ回路だったか?をアルミの箱にリーマで穴開けて、スイッチつけたり、
麦だま(パイロットランプ)入れたりと楽しんでいた。
一旦、組んだものの、うまく電圧が確保できない。
直列にしてパイロットランプに食われていたり、
並列回路にして電圧は出ているのに、なんか電流が安定しない。
なぜ、なぜ?コンデンサがあると安定するのか!
ジャンク屋
ジャンク屋さんで、小学生がおやじさんと交渉する。「何が欲しいの」とおやじ。
「12Vの電解コンデンサ」と小学生。
「何につかうの?」
「100Vから12Vの直流にしたんだけど、電流が安定しないの」
「じゃあ、これ、120円ね」みたいな感じ。
太くて大きいのアルミの筒のコンデンサを渡してくれる。(笑)
または、内燃機関、スチームエンジンやガソリンエンジンすごく好きだ。
今でも、エンジンがかかっているとすり寄ってしまう。
ふと、もし、今の私がそれらの機械が発明される前に今の自分の知識で行っていたら(過去に戻ってという空想)、それらの機械を作れるほどに私はこのことを理解しているのだろうか?と思っていた。
できそうなことは少なく、幼い私は自分の観察力、理解力のなさに愕然とした。